靴を脱いだ時に、「ヤバい!足が臭い!?周りの目が・・・」と躊躇してしまいませんか?
私もずっと足の臭いに悩んできました。
女性は冬にブーツを履くことが多く、ブーツにまで臭いが染みついていることもありますよね。
自分だけではなく、旦那や奥さん、彼氏や彼女、子供が足が臭いと指摘したいけど、中々言えずに悩んだりします。
生れつきの体質かと悩んでいたけど、安全靴を履く仕事の友達も同じように悩んでいることがわかりました。
つまり、足の臭いは体質とかではなく環境です。
実際に、足の臭いに長年悩んでいた私が足の臭いの原因や同じく足が臭い事に悩んでいた友人や同僚にも効果があった対策を紹介します!
重要!足の臭いの4つの原因
特に、冬場に室内にいると手汗をかきやすい私は、同じように「足に汗をかいて臭いのだろう」と考えていました。
家に帰ってきて靴下を脱いでみると、冬でもしっとりしていることがあります。
同じように、「なぜ旦那や奥さん、彼氏や彼女、子供が足が臭いのか?」と思いますよね。
靴を脱いだ瞬間に、「生ごみ!?納豆!?」のような悪臭を放つ私の臭い足。
満員電車やエレベーターなど密室では、靴を履いているのに足元から臭う人もおるな!
「足の裏では、1日コップ一杯の汗をかく」と言われ、足の裏はもっとも汗が出やすい場所です。
しかし、足の裏にはエクリン線という汗線があるけど、エクリン線からでる汗自体は99%が水なので無臭です。
そんな足の臭いの原因は、大きく分けて4つあり、
- 雑菌
- 爪
- 疲労臭
- ストレス臭
それぞれについて説明します。
雑菌
足が臭い原因の大半の理由は、雑菌によるものです。
足の裏は皮膚が分厚いので、角質がはがれやすく、垢になって雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌が増殖してしまう元となるものが
- 汗
- 古い角質
- 皮脂
人間の皮膚にもともといる常在菌が汗と混ざった皮脂や古い角質とあわさって、悪臭の元となります。
子供の場合は、大人には比べられないほど新陳代謝がいいので汗や皮脂が雑菌の繁殖の元になります。
イソ吉草酸と酢酸が原因
悪臭の元は、納豆と同じ「イソ吉草酸」と理科の実験で臭いをかいだことがある「酢酸」の2つで、あの臭いを発生させています。
そして、雑菌は温度が15℃以上で湿度が70%以上の場所で、活発になります。
通気性や吸水性が大事
特に、通気性の悪い安全靴や革靴、ブーツ、パンプスなど足全体を覆う靴は汗がたまりやすく、高温多湿になるので、雑菌が繁殖してしまいます。
また、足と靴の間にある靴下も通気性や吸水性の悪いものであれば、雑菌が繁殖していきます。
冬場でも、靴下がしっとりしている人は、足が臭いですよね!
爪
爪の間には汗や古い角質がたまりやすく、足の臭いの原因にもなります。
足の爪を切る時に爪の汚れが気になることがあって、爪楊枝でとって臭いをかぐと、とても臭いですよね・・・。
女性も足のネイルをやっている方は、爪を伸ばしていますよね?
子供の場合は、よく外で遊んだ後には爪が汚いです。
爪の汚れが汗と一緒に混じって、雑菌を繁殖させます。
疲労臭
仕事や家事、子供の世話など、疲労がたまっていると、血行が悪くなり疲労臭が発生します。
疲労が蓄積している場合は、肝臓や腎臓がうまく機能せずにアンモニアが皮膚からでてきます。
また、血行が悪いと下半身に老廃物がたまって、アンモニアが皮膚からでて疲労臭として足が臭くなります。
ストレス臭
ストレスが足の臭いの原因になることもあります。
2018年に資生堂より、ストレス臭があることが発表されました!
緊張や不安などの状況下では、通常の汗をかくことよりも、手によく汗をかいたりしますよね?
これは精神性発汗といって、ストレスで汗の量が増えることにより常在菌と汗が混ざって悪臭の原因となります。
また、ストレスにより活性酸素が増加すると、雑菌が繁殖しやすくなります。
足が臭いのは治る!足の臭いを改善させる対策・治し方
足の臭いに悩んでいる人は、「消臭スプレー」や「制汗デオドラント」など、色々な改善方法を試します。
しかし、間違った対策をしていては、足の臭いの対策にはなりません!
足の臭いの主な原因は雑菌だから、こまめに足を洗えばいいの?
正しく足を洗う事が重要じゃ!ストレスや疲労臭の場合は、ゆっくりお風呂に浸かってリラックスする事が大事!
足の臭いの原因は常在菌が汗などと混じって雑菌となることなので、足の臭いを改善させる対策は雑菌の繁殖を抑える事が重要です。
では、足の臭いの元となる雑菌を抑える対策を、足・靴・靴下(ストッキング)で説明します。
足の臭いを改善する対策
大前提となる、「足の臭いを改善」する方法です。
足の臭いを改善するには、足をキレイにする事・足の雑菌の繁殖を抑える事が重要です。
足をキレイに洗う
足の臭いの元となる雑菌を増やさない為に、足を正しくキレイに洗う事です。
特に、シャワー派の人やお風呂の時間が短い人は、足の臭いの対策として不十分になります。
正しい足の洗い方は
- 古い角質を取り除く
- 足湯で足の表面の汚れを浮き上がらせる
- 殺菌作用のある薬用石鹸・ボディーソープで洗う
- 足の爪をブラシでキレイに洗う
- 足を指の間まで、水気を残さずキレイの拭きとって乾燥させる
足を正しく洗う事で、雑菌の繁殖を抑える事ができます。
①足の古い角質を足裏角質パックで取り除くと、すごく簡単に古い角質がゴッソリと落ちます。
②足の表面の汚れを浮き上がらせて、③薬用石鹸で足をキレイに洗います。
④足の爪にも雑菌がたまっているので、足の爪を洗います。
その後に、殺菌効果や角質を取り除く効果のある足の臭い対策クリームなどを組み合わせると効果的になります。
ミョウバンを使う
ミョウバンは、水に溶けると「酸性」になります。
臭いの元になる雑菌はアルカリ性を好むので、酸性のミョウバンによって雑菌の繁殖を抑えることができます。
使いやすい方法がミョウバン水で、水1.5Lにミョウバン50gを入れて軽く振ったあとに1晩寝かせます。
ミョウバンは溶けにくいけど、無色透明になっていれば完全に溶けています。
あとは、ミョウバン水を100均で売っているスプレーボトルや霧吹きスプレーなどにいれて使います。
重曹を使う
重曹は、水に溶けると「アルカリ性」になります。
足が納豆のような臭いがするのは、イソ吉草酸という雑菌が原因です。
イソ吉草酸は、酸性の物質になります。
つまり、重曹水(アルカリ性)を使う事によって、イソ吉草酸(酸性)を中和してくれます。
ただし、重曹水自体には中和作用はあるけど、殺菌作用はないので、臭いを抑制するということです。
靴の臭いを改善させる対策
靴の中にも、雑菌はいます。
特に、安全靴や革靴、パンプスなどは通気性が悪いですよね。
また、女性はスニーカーよりもパンプスやブーツなど、通気性・吸湿性の悪い靴を履く機会が多いです。
最近は春にもブーツを履いたり、ブーティのような足全体を覆うようなデザインの靴もあり、ほぼ一年中足が蒸れた状態になりがちです。
つまり、靴の臭いの対策もしないといけません。
靴を清潔に保つ事が重要だけど、毎日履かずに3足をルーチンで回すなどして、履いた靴は干して乾燥させるようにしましょう。
「そんなに靴がない!」という人は、中敷きを抗菌消臭作用の物に変える、グランズレメディを使用すると効果があります。
靴下(ストッキング)の臭いを改善させる対策
足と靴の間にある靴下やストッキングも、雑菌の元になります。
ストッキングは足の汗をほとんど吸ってくれないので、余計に靴の中は蒸れ蒸れ状態になり、雑菌は繁殖し放題です。
靴下は通気性や抗菌効果のあるものを履き、洗濯をする前に「除菌ソープ」で洗っておくと効果的になります。
また、消臭効果のある靴下を履くことも重要です。
まとめ
10年間、足の臭いに悩んでいた私。
人前で靴を脱ぐのもためらうくらいだったけど、臭いの元となる雑菌を足・靴・靴下でシャットアウトすることで、足の臭いが気にならなくなりました。
色々と私が試みた実体験が、お役に立てれば幸いです!
足の臭いは改善できるので、諦めちゃダメじゃぞ!
中々、人には言えない悩みだけど、私でも足の臭いを抑えることができたので、一緒に頑張りましょう。